節句ニュース

若きチカラ結集!「未来への懸け橋」構築事業 中部地区編

全国を巡り、6ヶ所目の訪問地となりました名古屋市にて、「未来への懸け橋構築事業」中部地区編が7月30日に実施されました。愛知県、岐阜県、三重県から集う節句人形業界に従事する青年層が、忌憚の無い意見やアイデアを出し合い、そして互いに理解し合い、現状抱えている問題や課題を整理しながら、今私たちがすべき事は何か?未来を見据えた前向きな議論を交わしました。座談会後の懇親会では、中部地区の組合や協会団体の枠を超えた青年組織の設立が提案承認(代表者も選任)され、次に繋がる大きな一歩となる一日となりました。これから益々注目を浴び、全国から期待される中部地区になる事と思います。日本の節句文化の継承と業界の振興に向けて、互いに頑張ってまいりましょう!
(文責) 専務理事 柴崎 稔

2018-08-02 | Posted in ニュース, 節句ニュースNo Comments » 

 

日本の節句文化を継承する議員連盟 設立総会

平成30年7月17日、衆議院第一議員会館第一会議室において、日本の節句文化を継承する議員連盟の設立総会が、衆議院議員、参議院議員、文化庁伝統文化課のご担当者様、弊会徳永会長をはじめとする理事出席のもと開催されました。冒頭、本議員連盟設立に際しての趣旨やこれまでの経緯について、発起人代表になられた逢沢一郎議員よりご挨拶がございました。総会案件では、規約案、役員案(下記参照)が承認され、正式に本議員連盟が始動となりました。議事終了後には、「節句文化をめぐる現状と課題」と題し、日本人形協会の副会長でもある弊会倉片副会長よりスピーチがあり、更には、文化庁の高橋課長からは、「節句文化に関する支援策等」のご説明がありました。最後に、ご出席の先生方から質疑応答・意見交換がなされ、節句文化の継承に向けた国会議員の視点による貴重なお話をお聞きすることが出来ました。これから私達の活動が益々加速していく事が確信できる一日となりました。
(文責)専務理事 柴崎 稔

日本の節句文化を継承する議員連盟 役員(敬称略)
◆会長 逢沢一郎
◆副会長 遠藤利明 大口善徳 上川陽子 柴山昌彦
◆幹事長 三ツ林裕巳
◆副幹事長 辻清人
◆ 幹事 浮島智子 菅家一郎 黄川田仁志 田中英之 八木哲也 大西宏幸 古川俊治 山本博司
◆ 事務局長 村井英樹
◆ 事務局次長 宗清皇一

2018-07-22 | Posted in ニュース, 節句ニュースNo Comments » 

 

日本の節句文化を継承する議員連盟(仮称)設立に向け打ち合わせ会

日本の節句文化を継承する議員連盟(仮称)設立に向けた打ち合わせ会が、逢沢一郎代議士を発起人として衆議院第一議員会館にて開催されました。全国各地の先生方や文化庁のご担当者からもご出席賜り、日本が誇る大切な節句文化をどのように次代に継承していくべきか、貴重な意見交換の場となりました。特に、間近に迫った東京オリンピックパラリンピックは、世界に日本を発信する機会であると同時に、自国の文化を見つめ直す好機でもあります。私たち日本の節句文化を継承する会は、先生方からのご指導を賜りながら、今後益々活動の輪を広げて参ります。
(文責)専務理事 柴崎 稔

2018-06-28 | Posted in ニュース, 節句ニュースNo Comments » 

 

研修会「無形文化遺産のオモテとウラ」講師:石川道大氏

平成30年6月13日(水)定時総会終了後、同会議室にて「無形文化遺産のオモテとウラ」と題して研修会が開会されました。講師には、石川紙業株式会社 代表取締役 石川道大氏をお迎えし、ご講演頂きました。石川氏は1971年 美濃市に生誕され、倉庫業を経て1998年に家業である石川紙業にご入社、2006年に5代目代表取締役にご就任、『「豊かな日本の心をプレゼント」商品と仕事を通して、お客様の元気、幸せ、笑顔をつくること』を経営理念とされ、本美濃和紙発展の為、日夜ご活躍されています。
本美濃和紙は、2009年にユネスコ無形文化遺産に向け動き出しましたが、当時は国指定の重要無形文化財である必要があったそうです。また和紙では島根県の石州和紙が既に重要無形文化財として登録されており、本美濃和紙との違いなどを明確にしなければならい事もあり、ご苦労なされました。文化庁にも何度も相談し、当時の美濃市長を中心に市も全面的に協力して頂いたそうです。そんな中、本美濃紙だけではなく、島根県の石州和紙と埼玉県の細川紙とでグループ化し、和紙として併記し提案出来るよう互いに協力し、登録を実現されたそうです。そして、2014年に念願のユネスコ無形文化遺産登録を果たされました。
今の登録基準は、違うようですが一つ一つの力が集まり、官民一体となっての努力が実現へと導かれたのだと感じました。
講演終了後、講師の石川氏を囲んでの懇親の場が設けられました。
(文責 小田洋史)

2018-06-16 | Posted in ニュース, 節句ニュースNo Comments » 

 

平成30年6月理事会&平成30年度定時総会 開催

平成30年6月13日(水)、大阪商工会議所 会議室にて平成30年6月理事会と平成30年度定時総会が開催されました。理事会では、定時総会に向けて平成29年度の各事業報告と平成30年度の各事業計画(案)について、「日本の節句文化を継承する議員連盟」設立計画(案)、内部広報誌作成事業計画(案)などが協議・審議されました。
定時総会においては、平成29年度事業報告、平成29年度決算報告(監査報告)、平成30年度事業計画(案)、平成30年度予算(案)などが全会一致で承認され、弊会の新たなスタートとなりました。
(文責 小田洋史)

2018-06-16 | Posted in ニュース, 節句ニュースNo Comments » 

 

平成30年5月5日 端午の節句 

明日、五月五日は端午の節句です。連休を締めくくる日として、端午の節句を楽しみましょう!古来より端午の節句は、厄除けの大事な日でした。鎌倉時代から武家政治へと移り変わり、武士の間では、尚武(しょうぶ=武の精神)の気風が強く、「菖蒲」と「尚武」をかけて、端午の節句を尚武の節目として盛んに祝うようになりました。
江戸時代に入ると、五月五日に男の子の誕生を祝い、武士の精神的な象徴である鎧・兜や幟旗(のぼりばた)などを飾って、その子の健やかな成長と家の繁栄を祈りました。やがて民間にも広がり、大きな作り物の兜や武者人形、紙の幟旗など飾るようになりました。また、外に飾る飾りとして鯉のぼりがあります。その昔、鯉が登龍門という滝を登りきると龍になって天に昇るという伝説があり、男の子が健康に育ち、出世して立派な人になってほしいという願いを込めて飾られました。
男の子が健やかに、たくましく育ちますように、病気や事故なく幸せな人生を過ごせるようにとの願いが込められた飾りは、周りの人たちの温かな想いが形となったものであり、子供の誕生を心から喜び、祝う日本の伝統行事の一つとなって現在も伝わっています。
(文責 広報委員会 小田洋史)

2018-05-04 | Posted in ニュース, 節句ニュースNo Comments » 

 

一般社団法人 日本の節句文化を継承する会