節句ニュース
定時総会資料配信のご案内
第11期(令和6年度)
一般社団法人日本の節句文化を継承する会
定時総会資料一覧(要パスワード)
ダウンロードはこちらからどうぞ https://drive.google.com/file/d/194itKzvP1eADwBoGCTguWUbL6H645Irv/view?usp=sharing
資料開封時のパスワードは、正会員へ郵送済みの総会案内をご確認願います。
専務理事 柴崎 稔
九月九日「重陽の節句」(菊の節句)
九月になりました。九月九日は『重陽の節句』となります。「菊の節句」とも呼ばれています。
【重陽の節句とは】
日本には古来、季節の変わり目などの大切な日に厄除けと無病息災を願う節句行事があります。九月九日の重陽の節句は、古代中国で吉数(陽数)とされた奇数最大の「九」が月と日に重なることから、その日を「陽が極まって陰を生ずる」危険日と考えたことに由来します。
厄除けのために茱萸(しゅゆ)を挿した袋を身に着けて山に登り、不老長寿をもたらすとされた菊花酒を飲むという中国の行事にちなみ、日本の宮中でも、平安時代から茱萸袋(ぐみぶくろ)を御帳(みちょう)に掛けて邪気を祓い、菊花を浮かべた酒を酌み交わす宴が催されました。 こうした習わしから「菊の節句」とも呼ばれる重陽の節句は、ちょうどその頃の祝日である「敬老の日」とともに、老人を敬愛し、長寿を祝うにふさわしい行事といえましょう。
節句飾りは、漆芸や染織、造花など、日本の誇るべき様々な伝統工芸の粋を集めたものであり、長い歴史のなかで育まれてきた高度な技術とともに、独自の美意識を伝えています。
一般社団法人 日本の節句文化を継承する会 広報委員会
一月七日「人日の節句」(七草の節句)
新年明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願い申し上げます。
新年を迎え、一週間後には一月七日の『人日の節句』となります。
日本には古来、季節の変わり目などの大切な日に厄除けと無病息災を願う節句行事が あります。 一月七日の人日の節句には、古代中国において七種の野草を入れた羹(あつも の)〈※汁物〉をつくり邪気を祓う風習がありました。日本でも平安時代より、新年には 野に出て若菜を摘んで羹とする風習があり、これらが習合して江戸時代より広く七草粥 を食し、一年の健康を願うようになりました。 正月には、凧揚げや独楽回し、羽根突きなど屋外で楽しむ伝統的な遊びが多くあります。 それらは新春に災厄を祓い、その年の幸せを神に祈ったり、吉凶を占ったりした名残り と考えられており、そこから凧や羽子板は新年を寿ぐ縁起物としても飾られるようにな りました。
節句飾りは、日本の誇るべき様々な伝統工芸の粋を集めたものであり、長い歴史のなかで育まれてきた高度な技術とともに、独自の美意識を伝えています。
【画像の飾りは、弊会が作成し所有する『人日の節句飾り』です。】
一般社団法人日本の節句文化を継承する会 広報委員会
臨時総会資料配信のご案内
令和5年度
一般社団法人日本の節句文化を継承する会 臨時総会資料一覧 (要パスワード)
ダウンロードはこちらからどうぞ
https://drive.google.com/file/d/1LMSw29P0UyMW_2ffGPCdwoIHtzL6PRgX/view?usp=sharing
パスワードは、正会員向け臨時総会招集通知へ記載しております
『十周年記念』事業
10月24日(火)京都において(一社)日本の節句文化を継承する会『十周年記念事業』が催されました。
13時30分より「京都文化体験会」として「株式会社もりさん」様にて御朱印帳製作体験を製作しました。中紙の作り方から表裏の布生地の貼り方など日頃体験出来ない経験をさせて頂きました。布生地は皆さんの好みで選ばれオンリーワンの御朱印帳を製作出来ました。
15時から「京都ブライトンホテル」にて決算月の変更に伴う「臨時総会」が開催され、事業報告・決算報告 並びに事業計画(案)・予算(案)が無事決議されました。
16時から同会場にて十周年記念フォーラム「和文化継承フォーラム2023~和の心お世界へ~」のテーマで
・文化庁 参事官 児玉大輔氏
・一般社団法人 和すてき 代表 葉室頼廣氏
・和文化教育学会 会長 中村 哲氏
をお迎えし、当会の会長 徳永深二と専務理事 柴崎 稔が進行を務めました。 フォーラムの中で「外国の方は、自国の素晴らしさや自慢な事を進んで話されるが、日本人は控えめなのか同じように自慢話はしない。日本にも誇れる文化や素晴らしい事は沢山あるのに・・・」という話もあり、「自国の文化を正しく理解し、後世に継承していく事は勿論、海外の方にも自信を持って話せるよう、私たちが努めて行かなければならない」と感じました。
17時30分より、「十周年記念 祝賀会」が催されました。 来賓には、日本の節句文化を継承する議員連盟の会長でもある衆議院議員 逢沢一郎先生をはじめ多くの来賓の方々にもお越し下さいました。
秋の夜長、歴史・文化に富んだ京都を感じた心に残る『十周年記念事業』となりました。
広報委員会 小田洋史
令和5年9月9日『重陽の節句』(菊の節句)
九月になりました。九月九日は『重陽の節句』となります。「菊の節句」とも呼ばれています。
【重陽の節句とは】 日本には古来、季節の変わり目などの大切な日に厄除けと無病息災を願う節句行事があります。九月九日の重陽の節句は、古代中国で吉数(陽数)とされた奇数最大の「九」が月と日に重なることから、その日を「陽が極まって陰を生ずる」危険日と考えたことに由来します。厄除けのために茱萸(しゅゆ)を挿した袋を身に着けて山に登り、不老長寿をもたらすとされた菊花酒を飲むという中国の行事にちなみ、日本の宮中でも、平安時代から茱萸袋(ぐみぶくろ)を御帳(みちょう)に掛けて邪気を祓い、菊花を浮かべた酒を酌み交わす宴が催されました。
こうした習わしから「菊の節句」とも呼ばれる重陽の節句は、ちょうどその頃の祝日である「敬老の日」とともに、老人を敬愛し、長寿を祝うにふさわしい行事といえましょう。
節句飾りは、漆芸や染織、造花など、日本の誇るべき様々な伝統工芸の粋を集めたものであり、長い歴史のなかで育まれてきた高度な技術とともに、独自の美意識を伝えています。
広報委員会 小田洋史