節句ニュース
令和元年5月5日 端午の節句
明日、5月5日は元号が令和に変わり、初めての「端午の節句」です。今年は、10連休の中日なので余裕を持って「端午の節句」を楽しみましょう!
古来より端午の節句は、厄除けの大事な日でした。鎌倉時代から武家政治へと移り変わり、武士の間では、尚武(しょうぶ=武の精神)の気風が強く、「菖蒲」と「尚武」をかけて、端午の節句を尚武の節目として盛んに祝うようになりました。
江戸時代に入ると、5月5日に男の子の誕生を祝い、武士の精神的な象徴である鎧・兜や幟旗(のぼりばた)などを飾って、その子の健やかな成長と家の繁栄を祈りました。やがて民間にも広がり、大きな作り物の兜や武者人形、紙の幟旗など飾るようになりました。また、外に飾る飾りとして鯉のぼりがあります。その昔、鯉が登龍門という滝を登りきると龍になって天に昇るという伝説があり、男の子が健康に育ち、出世して立派な人になってほしいという願いを込めて飾られました。
男の子が健やかに、たくましく育ちますように、病気や事故なく幸せな人生を過ごせるようにとの願いが込められた飾りは、周りの人たちの温かな想いが形となったものであり、子供の誕生を心から喜び、祝う日本の伝統行事の一つとなって現在も伝わっています。
(文責)広報委員会 小田洋史

平成31年4月理事会
平成31年4月17日(木)、平成最後の4月理事会が東京 浅草橋にある東商センター会議室にて開催されました。
協議・審議事項では、(1)「日本博」イベント開催事業(案)、(2)令和元年度6月定時総会・理事会・研修会開催計画(案)、(3)節句文化継承若手プロジェクトチーム(仮称)全国ミーティング開催計画(案)について、(4)グローバル文化シンボル「こいのぼり」協会主催事業への当会の共催について、(5)平成30年度 事業報告・決算報告について、(6)令和元年度 事業計画(案)・予算(案)につて、(7)令和元年度 役員・組織改選について活発な協議がなされました。特に令和2年(2020年)5月から令和3年(2021年)3月までの開催予定の「日本博」イベントについては、内容について期限が迫っており、様々な意見や検討がなされ纏まることが出来ました。また、元号が令和になって初めてとなる定時総会も6月12日(水)と決まり、役員・組織改選の年でもある為、6月5日(水)に理事会を開催し確認することとなりました。
連絡報告事項として、内部広報誌 第2号 進捗報告がなされ、6月定時総会の案内と共に5月上旬に発送することが報告されました。
弊会は、業界のみならず行政や他組織・他団体と連携をしながら活発に活動をし、五節句が大切な日本の行事として、広く皆様に認知して頂けるよう今後も努めて参ります!
(文責)広報委員会 小田洋史


平成31年3月3日 上巳の節句(桃の節句)
3月に入りました。平成最後の3月3日の『上巳の節句』(桃の節句)となります。
『上巳の節句』は、日本の古い習わし「人形信仰」〔三月の初めの巳の日に人形(ひとがた)、あるいは形代(かたしろ)と呼ぶ草木・紙・ワラなどで作った人形で体を撫でて身のけがれや災いを移し、川や海に流した習わし〕と中国の『上巳の節句』とが結びついたものです。中国ではこの日、桃花酒を飲む習慣がありました。これは桃に邪気を祓う力があると信じられていたことから桃の節句とも呼ばれるようになりました。江戸時代から現在まで日本では雛人形を飾る「ひな祭り」という日本固有の人形文化があります。雛人形は、「人形信仰」の行事と、平安時代の宮中の幼い姫たちの人形遊び(ひいな遊び)とが、長い間に結びついたのが起源と伝えられています。雛人形には、女児の健やかな成長を願い、その子の身代わりとなって厄災を引き受ける厄払いの意味もあるのです。
年に一度のお祝いの日です。雛人形を飾り、白酒・菱餅・あられ・桃の花等を供え、お祝い膳を囲み、家族や親類が揃ってお祝いをしてみてはいかがでしょう。
(文責)広報委員会 小田洋史

第二回 節句予祝の会 開催
2月13日18時より、愛知菓子会館3階におきまして「第二回節句予祝の会」を開催いたしました。前回決議した内容より、「予祝」「直来」を一般に知ってもらう取り組み、起縁プロジェクトの活動報告を行い、取り組みをしてみて良かったことや悪かったことを取り纏め、より良い今後の展開について話し合いました。次回は5月中旬に開催する予定です!!皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げます。
(文責) 総務委員会 岡崎 拓


平成31年1月7日 人日の節句
年が明けて三が日が過ぎ、今年もいよいよこの節句が参りました!
そう!1月7日は『人日の節句』です。
『人日の節句』は、正月の終わりが六日で新年の始めが七日ということから、この日は一年の始めの節日(季節の変わり目の日)とされていました。昔、中国ではこの日に七種菜の汁を食して無病息災を祈願しました。これが日本古来の「正月七日のお祝い・七草粥」に通じ、『人日の節句』として定着しました。七草とは、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの七つの野草となります。
七草粥を食べる理由はたくさんありますが、自然界から新たな生命力をもらい、無病息災健康来福を願い、邪気を払うと言われています。冬に不足しがちな野菜をお粥に入れ食べていたともされ、江戸時代から大切な行事でした。最近では、お正月に食べすぎて疲れた胃腸をいたわり、ビタミンを補う効果もあるとも言われています。
是非、この機会に食べて一年間の無病息災健康来福を願いましょう!
(文責)広報委員会 小田洋史

平成31年 新年のご挨拶
謹んで新春のお慶びを申し上げます。
初詣や凧あげ、羽根つき、一般的だった正月行事も多様化する環境の中で、外食や、コンビニ、量販店など休まず営業する施設も増え、正月の過ごし方も随分と変化しておりますが、昨今の慌ただしい生活から少し離れ、正月気分を満喫され日本の新春をお過ごしください。
まもなく迎える人日の節句、移り変わる季節と共に行われる上巳の節句や、端午の節句、七夕の節句、重陽の節句。今年も日本独自の五節句文化に触れ合いながら穏やかな年となりますようお祈りしております。
私たちは、礼儀正しく、何時までも誇れる日本人の育成と、その一翼を担う五節句文化を未来に残すために邁進いたします。
皆さま方には、これからも、五節句文化の継承活動に、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
平成31年元旦
一 般社団法人 日本の節句文化を継承する会
会長 徳永深二

