ニュース

研修会「無形文化遺産登録のオモテとウラ」               (講師)石川道大氏

平成30年6月13日(水)定時総会終了後、同会議室にて「無形文化遺産のオモテとウラ」と題して研修会が開会されました。講師には、石川紙業株式会社 代表取締役 石川大道氏をお迎えし、ご講演頂きました。石川氏は1971年 美濃市に生誕され、倉庫業を経て1998年に家業である石川紙業にご入社、2006年に5代目代表取締役にご就任、『「豊かな日本の心をプレゼント」商品と仕事を通して、お客様の元気、幸せ、笑顔をつくること』を経営理念とされ、本美濃和紙発展の為、日夜ご活躍されています。                                               本美濃和紙は、2009年にユネスコ無形文化遺産に向け動き出しましたが、当時は国指定の重要無形文化財である必要があったそうです。また和紙では島根県の石州和紙が既に重要無形文化財として登録されており、本美濃和紙との違いなどを明確にしなければならい事もあり、ご苦労なされました。文化庁にも何度も相談し、当時の美濃市長を中心に市も全面的に協力して頂いたそうです。そんな中、本美濃紙だけではなく、島根県の石州和紙と埼玉県の細川紙とでグループ化し、和紙として併記し提案出来るよう互いに協力し、登録を実現されたそうです。そして、2014年に念願のユネスコ無形文化遺産登録を果たされました。                                           今の登録基準は、違うようですが一つ一つの力が集まり、官民一体となっての努力が実現へと導かれたのだと感じました。                                                    講演終了後、講師の石川氏を囲んでの懇親の場が設けられました。(文責 小田洋史)

                                         

 

平成30年 6月理事会・平成30年度 定時総会

平成30年6月13日(水)、大阪商工会議所 会議室にて平成30年6月理事会と平成30年度定時総会が開催されました。理事会では、定時総会に向けて平成29年度の各事業報告と平成30年度の各事業計画(案)について、「日本の節句文化を継承する議員連盟」設立計画(案)、内部広報誌作成事業計画(案)などが協議・審議されました。                              定時総会においては、平成29年度事業報告、平成29年度決算報告(監査報告)、平成30年度事業計画(案)、平成30年度予算(案)などが全会一致で承認され、弊会の新たなスタートとなりました。(文責 小田洋史)

 

 

五月五日 端午の節句(菖蒲の節句)

明日、五月五日は端午の節句です。連休を締めくくる日として、端午の節句を楽しみましょう!古来より端午の節句は、厄除けの大事な日でした。鎌倉時代から武家政治へと移り変わり、武士の間では、尚武(しょうぶ=武の精神)の気風が強く、「菖蒲」と「尚武」をかけて、端午の節句を尚武の節目として盛んに祝うようになりました。
江戸時代に入ると、五月五日に男の子の誕生を祝い、武士の精神的な象徴である鎧・兜や幟旗(のぼりばた)などを飾って、その子の健やかな成長と家の繁栄を祈りました。やがて民間にも広がり、大きな作り物の兜や武者人形、紙の幟旗など飾るようになりました。また、外に飾る飾りとして鯉のぼりがあります。その昔、鯉が登龍門という滝を登りきると龍になって天に昇るという伝説があり、男の子が健康に育ち、出世して立派な人になってほしいという願いを込めて飾られました。
男の子が健やかに、たくましく育ちますように、病気や事故なく幸せな人生を過ごせるようにとの願いが込められた飾りは、周りの人たちの温かな想いが形となったものであり、子供の誕生を心から喜び、祝う日本の伝統行事の一つとなって現在も伝わっています。

 

若きチカラ結集!「未来への懸け橋」構築事業 関西地区編 開催

平成30年4月26日(木)、全国の節句人形従事青年層による「未来への懸け橋」構築事業関西地区編が「マイドームおおさか」会議室にて開催されました。昨年秋からスタートした本事業も全国5ヶ所目の開催となりました。当日は、業界の大ベテランがオブザーバーとして見守る中での座談会で、少々緊張感のある進行でしたが、関西の若者らしい活発な意見交換がなされました。参加者の発言にもありましたが、ここで出されたアイディアをいかに具現化していくのかが今後の課題です。若者の柔軟な発想力・行動力とベテランの経験値を融合し、日本の節句文化を次代に継承してまいりましょう!
(文責・撮影 専務理事 柴崎 稔)

 

講演会「岩槻に於ける五節句の催し」

平成30年4月25日(水)弊会の4月理事会終了後、岩槻の「料亭ほてい家」にて「岩槻に於ける五節句の催し」と題して講演会が開催されました。講師には、NPO法人 岩槻人形文化サポーターズ 代表 加藤三郎氏をお迎えし、ご講演頂きました。NPO法人 岩槻人形文化サポーターズは、2020年開館予定の岩槻人形博物館を通して、岩槻の人形文化や歴史を広く発信し、次の世代に引き継ぐことをミッションとして、岩槻の地域アイデンティティの醸成活動や岩槻の様々な団体をつなぐ活動を行う目的で設立された団体です。現在活動をされている内容の1つとして、岩槻の町を会場として 五節句(人日の節句、上巳の節句、端午の節句、七夕の節句、重陽の節句)にイベントを開催し、『観る』『創る』『食べる』ことを通して、五節句の意義と大切さを知ってもらい地域活性化と文化継承に努めておられることをご紹介頂きました。節句文化を様々な角度から研究・活動し、如何にして後世にも残していけるか…を考えさせられる良いご講演を頂きました。講演後、岩槻人形文化サポーターズの皆様と懇親を深めるべく会が催されました。(文責:広報委員会 小田洋史)

       

 

平成30年 4月理事会

平成30年4月25日(水)埼玉県さいたま市岩槻「料亭ほてい家」において4月理事会が開催されました。協議事項として、6月定時総会に向けて(1)平成29年度 事業報告・決算報告(総会審議案件)について、ユネスコ登録も視野に入れた(2)「日本の節句文化を継承する会議員連盟(仮称)設立(案)」、次年度事業計画(案)として(3)平成30年度 事業計画(案)・予算(案)(総会審議案件)について、(4)平成30年度 定時総会開催計画(案)承認の件が協議されました。委員会が発足して、初めての報告審議となる為、内容も精査する必要があり時間的にも若干延長しましたが、次年度の方向性も決まり厚い理事会となりました。                                          次回、平成30年6月13日(水)大阪にて16時~ 「6月理事会」、17時~ 「定時総会」、17時半~ 「研修会」となります。(文責:広報委員会 小田洋史)

 

 

平成30年3月3日 上巳の節句(桃の節句)

3月3日は、上巳の節句( 桃の節句)です。
誕生した女児を祝福し、健やかな成長を願う、親から子、孫への愛情の節句。
中国から伝わった上巳の節句を起源としますが、江戸時代以降わが国では雛人形を飾る「ひな祭り」という日本固有の人形文化となり現代に受け継がれています。また、ちょうど桃の季節なので、桃の節句という美しい名でも親しまれています。雛人形を飾り、白酒・菱餅・あられ・桃の花等を供え、お祝い膳を囲み、家族や親類が揃ってお祝いをしてみてはいかがでしょう。

 

 

平成30年 2月理事会

平成30年2月28日(水) 東京都の東商センター3階会議室にて2月理事会が開催されました。この度は、意見交換会として「当会の進むべき方向性と今後の活動について」と題し、意見交換がなされました。一つ一つの節句文化をどのような形で調査・研究して行き、世間にアピールしたら良いのかを前向きに意見が交わされました。また、協議・審議事項として委員長選任(案)承認、ユネスコ登録に向けた活動指針など協議・審議がなされました。また、連絡報告事項にて柴崎専務理事より「未来への懸け橋」構築事業(座談会)四国地区・東北地区の事業報告、年会費納入状況報告、ホームページ更新状況 経過報告などがなされました。文責:広報委員会 小田洋史

 

 

平成30年1月7日 人日の節句

明日、1月7日は「人日の節句」です。
朝食に七草がゆを食べる日です。七草とは、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの七つの野草となります。
七草粥を食べる理由はたくさんありますが、自然界から新たな生命力をもらえ、無病息災健康来福を願い、邪気を払うと言われています。
冬に不足しがちな野菜をお粥に入れ食べていたとも言われ、江戸時代から大切な行事とされていました。
最近では、お正月に食べすぎて疲れた胃腸をいたわり、ビタミンを補う効果もあります。是非、この機会に食べて一年間の無病息災健康来福を願いましょう!

 

2018年 新年のご挨拶

新年を迎え年頭のご挨拶を申し上げます。

明けましておめでとうございます。
皆さまには、穏やかな正月をお過ごしの事とお慶び申し上げます。

いにしえより、季節に寄り添いながら生きてきた日本人は、四季の花や植物に触れ合い、中国から伝わった五節句文化を独自に進化させ今に伝えてきました。
文化が多様化し、伝統文化が薄れてきている現在ですが、四季それぞれに豊かな自然に恵まれ、移り変わる季節の節目節目に行われる行事の中で、先ず最初の正月は雑煮、初詣、御節料理を囲み家族や親戚や友人との団欒を楽しみ味わう大切な行事です。
年の初め、正月ならではの日本的な雰囲気をお楽しみください。

一月七日は「七草の節句」 春の三月三日は「桃の節句」 菖蒲の季節五月五日は「端午の節句」 七月七日は笹竹の節句とも言われる「七夕の節句」 九月九日は菊を愛でる「重陽の節句」 それらの行事は今も延々と継承され、家族や親族、近隣の人たちと交わりながら、絆や礼儀、礼節、尊敬の精神を五節句行事から学び誇れる日本人として、五節句文化は良き日本人としての育成に一翼を担ってきました。しかし昨今、日本独自の文化も外来の文化と混在する環境の中で、少しずつ継承が危惧されています。

一般社団法人日本の節句文化を継承する会は、先人たちが培ってきた五節句文化を未来永劫に継承し、誇れる日本人育成に邁進していきます。
当会は昨年、継承活動を効率的に進めるため、五つの委員会を設定し、各委員会は目標を立て文化継承のための方策を模索、健闘中です。
皆様方には、文化の継承に今なにが必要なのかなど、ご意見を頂ければ幸いです。
多くの皆様と共に考え、良き日本の伝統を残す決意です。皆様のご指導、ご鞭撻をお願い申し上げます。

まもなく、七草の節句です。
七草粥は芽吹いた若菜の気を頂き万病を払い、体調を整えるといわれます。
寒い日は続きますが、本年も皆さまのご活躍と、ご多幸をお祈り申し上げます。

                         平成30年1月元旦
一般社団法人 日本の節句文化を継承する会
会長 徳永深二

 

一般社団法人 日本の節句文化を継承する会