令和2年 新年のご挨拶

 新年、明けましておめでとうございます。
謹んで新春のご挨拶を申し上げると共に、皆さまのご多幸をお祈り致します。

 多くの人達が帰省される正月、迎える人、家族との団欒、初詣、親戚、懐かしい人と静かに過ごす正月の過ごし方は変わらぬ姿で続いています。
 それと比べ、平成の時代に大きく変化した生活環境の中、節句文化はかって無いほど薄れました。核家族化や洋風化した環境の中、このまま進んで行くと、古来より家族や、親族の行事として伝わって来た、日本の節句文化自体が無くなり過去の行事としてイベント化してしまう可能性も大いに有ると危惧しております。今こそ、令和の時代に生きる者として、次世代に文化を伝える責任を感じます。

 本年は、政府が主導して国内外に文化を発信する「日本博」が開催されます。
当会は「節句JAPAN」として日本の五節句文化の発信を担います。
 イベントは、本年五月の端午の節句から始まり、七夕の節句、重陽の節句、来年の七草の節句、桃の節句まで年をまたぎ開催します。

平成の時代に薄れた文化を、令和の時代は文化を取り戻す好機となるよう、皆さまと共に進めて行きたいと思います。本年も皆さまのご指導と鞭撻をお願い申し上げます。

令和二年正月  
                    (一社)日本の節句文化を継承する会
                             会長 徳永深二

2020-01-01 | Posted in ニュース, 節句ニュース

一般社団法人 日本の節句文化を継承する会