『日本の節句文化を継承する議員連盟』総会開催

コロナ禍でも、必要な東京出張!

昨日は、衆議院議員逢沢一郎議員が会長である「日本の節句文化を継承する議員連盟」の総会が、国会議事堂の隣り、衆議院第一議員会館で開催され参加してきました。主な議題は現在、久々に見直される、国指定の重要民俗文化財の改訂、拡充に「日本の五節句文化を指定」となるよう私たち「日本の節句文化を継承する会」から、文部科学大臣及び、議員連盟逢沢一郎会長宛てに嘆願書を提出してた件についての協議でした。会議は密にならないよう、人数を絞り開催されたが内容の濃い協議をして頂きました。

日本の五節句文化は平安時代に宮廷から始まり江戸中期からは一般庶民に広がり、日本独自の文化として伝承されています。ただ昨今の核家族化や洋風化する環境の中、少しずつ衰退しています。各家庭で、両親、祖父母や親戚などと交わりながら、子どもたちの成長を、願い祝う中で絆や礼儀礼節を学び、良き日本人の育成に貢献して来た節句文化の衰退は、これからの、節句文化を担う若者の育成も危ぶまれています。昨日の会議では、議員連盟所属の、前文部科学大臣柴山議員など議員の先生方、文化庁からは文化財課長、文化遺産国際協力室長、文化財調査官、文化庁の一部が京都に移転により京都からは担当部署の方2名テレビ会議で参加されました。

審議の結果、提出してた嘆願書を理解して頂き、議員連盟から現文部科学省萩生田光一大臣に嘆願書作成して提出して頂く事になりました。日本独自の文化として継承され「日本の五節句文化」を未来に繋げる、その為には「ユネスコの無形文化遺産登録」を目指しています。先ずは国内法の改正を望むところです。逢沢議連会長、議連所属の議員の皆さま、ご参加された、文化財の皆さまに感謝申し上げます。

一般社団法人日本の節句文化を継承する会 会長 徳永深ニ

2020-12-11 | Posted in ニュース, 節句ニュース

一般社団法人 日本の節句文化を継承する会