節句&活動ニュース

五月五日 端午の節句(菖蒲の節句)

明日、5月5日は端午の節句です。連休を締めくくる日として、端午の節句を楽しみましょう!古来より端午の節句は、厄除けの大事な日でした。鎌倉時代から武家政治へと移り変わり、武士の間では、尚武(しょうぶ=武の精神)の気風が強く、「菖蒲」と「尚武」をかけて、端午の節句を尚武の節目として盛んに祝うようになりました。
江戸時代に入ると、5月5日に男の子の誕生を祝い、武士の精神的な象徴である鎧・兜や幟旗(のぼりばた)などを飾って、その子の健やかな成長と家の繁栄を祈りました。やがて民間にも広がり、大きな作り物の兜や武者人形、紙の幟旗など飾るようになりました。また、外に飾る飾りとして鯉のぼりがあります。その昔、鯉が登龍門という滝を登りきると龍になって天に昇るという伝説があり、男の子が健康に育ち、出世して立派な人になってほしいという願いを込めて飾られました。
男の子が健やかに、たくましく育ちますように、病気や事故なく幸せな人生を過ごせるようにとの願いが込められた飾りは、周りの人たちの温かな想いが形となったものであり、子供の誕生を心から喜び、祝う日本の伝統行事の一つとなって現在も伝わっています。(文責:広報委員会 小田洋史)

 

若きチカラ結集!「未来への懸け橋」構築事業 関西地区編 開催

平成30年4月26日(木)、全国の節句人形従事青年層による「未来への懸け橋」構築事業関西地区編が「マイドームおおさか」会議室にて開催されました。昨年秋からスタートした本事業も全国5ヶ所目の開催となりました。当日は、業界の大ベテランがオブザーバーとして見守る中での座談会で、少々緊張感のある進行でしたが、関西の若者らしい活発な意見交換がなされました。参加者の発言にもありましたが、ここで出されたアイディアをいかに具現化していくのかが今後の課題です。若者の柔軟な発想力・行動力とベテランの経験値を融合し、日本の節句文化を次代に継承してまいりましょう!
(文責・撮影 専務理事 柴崎 稔)                                        【関西地区参加者】岸本和豊氏《岸本人形・兵庫県》、又吉康晴氏《久宝堂・大阪府》、畑口ツトム氏《芳精堂・大阪府》、田中吉則氏《丸十人形工房・大阪府》、山本智章氏《山本敬二商店・兵庫県》、小出道子氏《松よし人形・大阪府》、増村智章氏《増村人形店・大阪府》、吾郷裕太氏《モリシゲ・大阪府》、又吉康成氏《久宝堂・大阪府》、丹生光宣氏《天明館・大阪府》、中須聖之氏《中須金属工業所・大阪府》他、10名のオブザーバー

 

 

 

講演会「岩槻に於ける五節句の催し」

平成30年4月25日(水)弊会の4月理事会終了後、岩槻の「料亭ほてい家」にて「岩槻に於ける五節句の催し」と題して講演会が開催されました。講師には、NPO法人 岩槻人形文化サポーターズ 代表 加藤三郎氏をお迎えし、ご講演頂きました。NPO法人 岩槻人形文化サポーターズは、2020年開館予定の岩槻人形博物館を通して、岩槻の人形文化や歴史を広く発信し、次の世代に引き継ぐことをミッションとして、岩槻の地域アイデンティティの醸成活動や岩槻の様々な団体をつなぐ活動を行う目的で設立された団体です。現在活動をされている内容の1つとして、岩槻の町を会場として 五節句(人日の節句、上巳の節句、端午の節句、七夕の節句、重陽の節句)にイベントを開催し、『観る』『創る』『食べる』ことを通して、五節句の意義と大切さを知ってもらい地域活性化と文化継承に努めておられることをご紹介頂きました。節句文化を様々な角度から研究・活動し、如何にして後世にも残していけるか…を考えさせられる良いご講演を頂きました。講演後、岩槻人形文化サポーターズの皆様と懇親を深めるべく会が催されました。(文責:広報委員会 小田洋史)

       

 

平成30年 4月理事会

平成30年4月25日(水)埼玉県さいたま市岩槻「料亭ほてい家」において4月理事会が開催されました。協議事項として、6月定時総会に向けて(1)平成29年度 事業報告・決算報告(総会審議案件)について、ユネスコ登録も視野に入れた(2)「日本の節句文化を継承する会議員連盟(仮称)設立(案)」、次年度事業計画(案)として(3)平成30年度 事業計画(案)・予算(案)(総会審議案件)について、(4)平成30年度 定時総会開催計画(案)承認の件が協議されました。委員会が発足して、初めての報告審議となる為、内容も精査する必要があり時間的にも若干延長しましたが、次年度の方向性も決まり厚い理事会となりました。                                          次回、平成30年6月13日(水)大阪にて16時~ 「6月理事会」、17時~ 「定時総会」、17時半~ 「研修会」となります。(文責:広報委員会 小田洋史)

 

 

平成30年3月3日 上巳の節句(桃の節句)

3月3日は、上巳の節句( 桃の節句)です。
誕生した女児を祝福し、健やかな成長を願う、親から子、孫への愛情の節句。
中国から伝わった上巳の節句を起源としますが、江戸時代以降わが国では雛人形を飾る「ひな祭り」という日本固有の人形文化となり現代に受け継がれています。また、ちょうど桃の季節なので、桃の節句という美しい名でも親しまれています。雛人形を飾り、白酒・菱餅・あられ・桃の花等を供え、お祝い膳を囲み、家族や親類が揃ってお祝いをしてみてはいかがでしょう。

 

 

平成30年 2月理事会

平成30年2月28日(水) 東京都の東商センター3階会議室にて2月理事会が開催されました。この度は、意見交換会として「当会の進むべき方向性と今後の活動について」と題し、意見交換がなされました。一つ一つの節句文化をどのような形で調査・研究して行き、世間にアピールしたら良いのかを前向きに意見が交わされました。また、協議・審議事項として委員長選任(案)承認、ユネスコ登録に向けた活動指針など協議・審議がなされました。また、連絡報告事項にて柴崎専務理事より「未来への懸け橋」構築事業(座談会)四国地区・東北地区の事業報告、年会費納入状況報告、ホームページ更新状況 経過報告などがなされました。文責:広報委員会 小田洋史

 

 

平成30年1月7日 人日の節句

明日、1月7日は「人日の節句」です。
朝食に七草がゆを食べる日です。七草とは、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの七つの野草となります。
七草粥を食べる理由はたくさんありますが、自然界から新たな生命力をもらえ、無病息災健康来福を願い、邪気を払うと言われています。
冬に不足しがちな野菜をお粥に入れ食べていたとも言われ、江戸時代から大切な行事とされていました。
最近では、お正月に食べすぎて疲れた胃腸をいたわり、ビタミンを補う効果もあります。是非、この機会に食べて一年間の無病息災健康来福を願いましょう!

 

2018年 新年のご挨拶

新年を迎え年頭のご挨拶を申し上げます。

明けましておめでとうございます。
皆さまには、穏やかな正月をお過ごしの事とお慶び申し上げます。

いにしえより、季節に寄り添いながら生きてきた日本人は、四季の花や植物に触れ合い、中国から伝わった五節句文化を独自に進化させ今に伝えてきました。
文化が多様化し、伝統文化が薄れてきている現在ですが、四季それぞれに豊かな自然に恵まれ、移り変わる季節の節目節目に行われる行事の中で、先ず最初の正月は雑煮、初詣、御節料理を囲み家族や親戚や友人との団欒を楽しみ味わう大切な行事です。
年の初め、正月ならではの日本的な雰囲気をお楽しみください。

一月七日は「七草の節句」 春の三月三日は「桃の節句」 菖蒲の季節五月五日は「端午の節句」 七月七日は笹竹の節句とも言われる「七夕の節句」 九月九日は菊を愛でる「重陽の節句」 それらの行事は今も延々と継承され、家族や親族、近隣の人たちと交わりながら、絆や礼儀、礼節、尊敬の精神を五節句行事から学び誇れる日本人として、五節句文化は良き日本人としての育成に一翼を担ってきました。しかし昨今、日本独自の文化も外来の文化と混在する環境の中で、少しずつ継承が危惧されています。

一般社団法人日本の節句文化を継承する会は、先人たちが培ってきた五節句文化を未来永劫に継承し、誇れる日本人育成に邁進していきます。
当会は昨年、継承活動を効率的に進めるため、五つの委員会を設定し、各委員会は目標を立て文化継承のための方策を模索、健闘中です。
皆様方には、文化の継承に今なにが必要なのかなど、ご意見を頂ければ幸いです。
多くの皆様と共に考え、良き日本の伝統を残す決意です。皆様のご指導、ご鞭撻をお願い申し上げます。

まもなく、七草の節句です。
七草粥は芽吹いた若菜の気を頂き万病を払い、体調を整えるといわれます。
寒い日は続きますが、本年も皆さまのご活躍と、ご多幸をお祈り申し上げます。

                         平成30年1月元旦
一般社団法人 日本の節句文化を継承する会
会長 徳永深二

 

若きチカラ結集!「未来への懸け橋」事業 東北地区編

平成29年12月4日(月)、節句文化の継承を目指し、全国4か所目の開催となる若手従事者との座談会、若きチカラ結集!「未来への懸け橋構築事業」東北地区編が、日本人形協会東北支部の阿部支部長のお声掛けにより、当事業コーディネーターの出身地、山形県天童市にて開催されました。また、この度は特別ゲストとして、節句人形の業界誌「にんぎょう日本」編集室より大傳真緒編集員にもご参加頂き、全国を取材された経験から広い視野での意見を頂戴することが出来、参加者にとっても大変貴重な機会となりました。節句文化の継承に向けた議論では、事前に家族や友人の意見をヒアリングするなど、業界外の感性にも耳を傾け、若者らしい柔軟な発想力と前向きで積極的な姿勢が強く感じられる東北地区座談会でした。会議室のみならず、懇親会においても、天童自慢の地酒とカラオケにて東北の絆が構築され、未来へ向けた大きな一歩を踏み出す一日となりました。                                              【東北地区参加者】望月茂樹氏(望月商店・宮城県)、大泉慶治(人形の大泉・山形県)、安孫子武(阿部玩具・山形県)、大傳真緒(にんぎょう日本編集室・東京都)
進行:柴崎稔(人形の柴崎・山形県)                                                埼玉地区(大宮)、中国地区(岡山)、四国地区(高松)、東北地区(天童)と訪問してきた本事業ですが、2017年内の訪問は一旦終了し、2018年は4月(大阪)より再開する予定です。全国の若きチカラを「結ぶ」旅はまだまだ続きます!                                       文責:専務理事 柴崎 稔

 

 

若きチカラ結集!「未来への懸け橋」事業 四国地区編

平成29年11月30日(木)、弊会主催の事業であります、若きチカラ結集!「未来への懸け橋構築事業」四国地区編が、香川県高松市にて開催されました。弊会の柴崎専務理事進行のもと、四国各地からお集まり頂いた7名の参加者が節句文化の継承に向け様々な角度から意見を交わしました。既に四国地区では全国に先駆け取り組んでいる事例などもあり、これからも互いに協力し合い、力強く節句文化の継承に向け業界が「一つ」になり、若きチカラが結集されることが確認されました。
【四国地区参加者】秋山浩一氏《人形の光商会・愛媛県》、上中健二氏《人形のあづま・香川県》、谷本龍一氏《井上製鯉商会・香川県》、近森範久氏《近森人形・高知県》、成松健太氏《四国民芸・愛媛県》、福本直樹氏《加賀人形・香川県》、村上将士氏《㈱村上鯉幟商会・愛媛県》 計7名
進行:柴崎稔(弊会専務理事)                                                                 文責:専務理事 柴崎 稔

 

一般社団法人 日本の節句文化を継承する会