節句&活動ニュース

九月九日 重陽の節句(菊の節句)

9月になりました。今年の五節句を締めくくる『重陽の節句』の時期です。『菊の節句』とも呼ばれています。この『重陽の節句』は、地域によっては旧暦での行事もあるので、其々ご確認下さい。今年2018年の旧暦は、10月17日(水)にあたります。
『重陽の節句』では、平安時代より不老長寿を願い、菊にまつわる行事が各地で行われていました。この日は、秋の収穫祭でもあり人々はお神酒に菊の花を添え、稲、栗などをお供えして、神に感謝をし無病息災を祈りました。同じく宮中では、前日の8日夜、菊に綿を被せて、9日の朝露で湿った綿で体を拭いて長寿を祈った「菊の被綿(きくのきせわた)」という行事もありました。
一説によると古代中国では、菊の花を浮かせた酒を飲むと菊の芳香と花の気品の高さによって邪気を祓い、寿命が延びると考えられてきました。この風習が日本に入り旧暦9月9日に初寒を退け、長寿平安を願うという「重陽の宴」が生まれ、宮中や武家社会で盛んに行われていたと言われています。また、その日に向けて人形を作って床の間に飾り、供え物をしてから桟俵にのせ川に流す風習(ひな流し)がありました。3月3日の流し雛と同類の行事であることから「後の雛(のちのひな)」と言われ、人形を飾る風習が各地に伝わったそうです。(文責:広報委員会 小田洋史)

 

 

一般社団法人 日本人形協会 第45回通常総会開催

平成30年8月27日(月)埼玉県さいたま市大宮のパレスホテル大宮にて弊会の協力団体である「一般社団法人 日本人形協会」の第45回通常総会が開催されました。総会開催前に会員である業界功労者及び優良従業員の表彰が発表され各地区の支部長が代表で受け取られていました。通常総会議案に入り前年度事業・決算報告、次年度事業・予算計画、任期満了に伴う理事・監事改選などが審議されました。そして、臨時理事会において、今年度会長に金林健史氏が再選されました。総会終了後、日本の節句文化を継承する会の報告として弊会の戸塚理事より「日本の節句文化を継承する議員連盟」設立、「和食文化国民会議」との連携などの報告がなされました。総会や各報告などを見聞するに一般消費者の目線で製造、卸、小売が協力して業界の環境が良くなるように弊会も連携・協力して参りたいと感じました。その後、『暮らしを彩る「人形」と「食」』と題してフードジャーナリスト・食文化研究家でもある向笠千恵子氏による講演が開催され、各地の節句行事の画像を交えて講演されました。改めて日本人にとって、節句という文化に対する「人形」と「食」との関係は感慨深いものを感じました。詳しくは、著書「人形と和食つれづれ風土記」をご覧ください。今後人形を扱う上で、何かヒントになるかもしれません。日本人形協会で申込みを受付ているそうです。           (文責:広報委員会 小田洋史)

 

平成30年 8月理事会

平成30年8月7日(火)埼玉県所沢市にある倉片人形様の会場にて8月理事会が開催されました。協議・審議事項として、(1)東京五輪における事業参画について、(2)(一社)和食文化国民会議への入会についてなどが協議され、東京五輪の活動も含め、他団体との連携も視野に入れて会活動を活発にしていく事で一致しました。連絡報告事項として、(1)日本の節句文化を継承する議員連盟設立報告、(2)内部広報誌文書作成依頼、(3)平成30年度年会費納入状況、(4)「未来への懸け橋」構築事業 中部地区編 実施報告、(5)和食文化国民会議 普及・啓発部会「重陽の節供」開催について、(6)日本の伝統文化を海外へ紹介するビデオについてなどが報告されました。議員連盟も設立され会活動も活発になって参ります。節句文化を世に幅広く認知して頂けるよう会員全体で活動を推進して参りましょう!                                           (文責:広報委員会 小田洋史)

 

若きチカラ結集!「未来への懸け橋」構築事業 中部地区編 開催!

全国を巡り、6ヶ所目の訪問地となりました名古屋市にて、「未来への懸け橋」構築事業 中部地区編が7月30日(月)に実施されました。愛知県、岐阜県、三重県から集う節句人形業界に従事する青年層が、忌憚の無い意見やアイデアを出し合い、そして互いに理解し合い、現状抱えている問題や課題を整理しながら、今私たちがすべき事は何か?未来を見据えた前向きな議論を交わしました。座談会後の懇親会では、中部地区の組合や協会団体の枠を超えた青年組織の設立が提案承認(代表者も選任)され、次に繋がる大きな一歩となる一日となりました。これから益々注目を浴び、全国から期待される中部地区になる事と思います。日本の節句文化の継承と業界の振興に向けて、互いに頑張ってまいりましょう!(文責:専務理事 柴崎 稔)
【中部地区参加者】暮石雅也氏《暮石人形店・愛知県》、暮石智至氏《暮石人形店・愛知県》、山崎剛裕氏《スキヨ人形研究所・愛知県》、山崎史貴氏《スキヨ人形研究所・愛知県》、栗生真一氏《栗生人形・愛知県》、北川慎也氏《長江人形・愛知県》、足達謙次朗氏《天鳳堂・愛知県》、吉澤一輝氏《東陽・愛知県》、大西嘉彦氏《大西人形本店・愛知県》、猿渡文美仁氏《さわたり人形・愛知県》、渡辺健一郎氏《ワタナベ鯉のぼり・愛知県》、加藤高明氏《加藤人形・愛知県》、阪田朋成氏《サカタ・三重県》、岡崎 拓氏《偕拓堂ギャラリー・岐阜県》

 

 

日本の節句文化を継承する議員連盟 設立総会開催!

平成30年7月17日、衆議院第一議員会館第一会議室において、日本の節句文化を継承する議員連盟の設立総会が、衆議院議員、参議院議員、文化庁伝統文化課のご担当者様、弊会徳永会長をはじめとする理事出席のもと開催されました。冒頭、本議員連盟設立に際しての趣旨やこれまでの経緯について、発起人代表になられた逢沢一郎議員よりご挨拶がございました。総会案件では、規約案、役員案(下記参照)が承認され、正式に本議員連盟が始動となりました。議事終了後には、「節句文化をめぐる現状と課題」と題し、日本人形協会の副会長でもある弊会倉片副会長よりスピーチがあり、更には、文化庁の高橋課長からは、「節句文化に関する支援策等」のご説明がありました。最後に、ご出席の先生方から質疑応答・意見交換がなされ、節句文化の継承に向けた国会議員の視点による貴重なお話をお聞きすることが出来ました。これから私達の活動が益々加速していく事が確信できる一日となりました。     (文責:専務理事 柴崎 稔)

日本の節句文化を継承する議員連盟 役員紹介(敬称略)
【会  長】逢沢一郎
【副  会  長】遠藤利明 大口善徳 上川陽子 柴山昌彦
【幹  事  長】三ツ林裕巳
【副幹事長】辻 清人
【幹  事】浮島智子 菅家一郎 黄川田仁志 田中英之 八木哲也 大西宏幸
古川俊治 山本博司
【事務局長】村井英樹
【事務局次長】宗清皇一

日本の節句文化を継承する議員連盟 設立総会出席議員名
(順不同、敬称略)
〇衆議院議員〇
逢沢一郎(岡山1)
柴山昌彦(埼玉8)
村井英樹(埼玉1)
辻 清人(東京2)
八木哲也(比例東海)
宗清皇一(大阪13)
黄川田仁志(埼玉3)
三ツ林裕巳(埼玉14)
遠藤利明(山形1)
大口善徳(比例東海)
大西宏幸(大阪1)
高村正大(山口1)
武村展英(滋賀3)
木村やよい(比例近畿)
杉田水脈(比例中国)
あべ俊子(岡山3)
冨岡 勉(比例九州)
佐藤 章(大阪2)
〇参議院議員〇
古川俊治(埼玉)

《代理出席》
〇衆議院議員〇
上川陽子(静岡1)
田中英之(京都4)
浮島智子(比例近畿)
亀岡偉民(比例東北)
塩谷 立(静岡8)
〇参議院議員〇
山本博司(比例)
遠藤金日子(比例)

 

日本の節句文化を継承する議員連盟(仮称)打合せ会

平成30年6月27日、日本の節句文化を継承する議員連盟(仮称)設立に向けた打ち合わせ会が、逢沢一郎代議士を発起人として東京都千代田区永田町にある衆議院第一議員会館にて開催されました。全国各地の先生方や文化庁のご担当者からもご出席賜り、日本が誇る大切な節句文化をどのように次代に継承していくべきか、貴重な意見交換の場となりました。特に、間近に迫った東京オリンピックパラリンピックは、世界に日本を発信する機会であると同時に、自国の文化を見つめ直す好機でもあります。私たち日本の節句文化を継承する会は、先生方からのご指導を賜りながら、今後益々活動の輪を広げて参ります。(文責:専務理事 柴崎  稔)

 

研修会「無形文化遺産登録のオモテとウラ」               (講師)石川道大氏

平成30年6月13日(水)定時総会終了後、同会議室にて「無形文化遺産のオモテとウラ」と題して研修会が開会されました。講師には、石川紙業株式会社 代表取締役 石川道大氏をお迎えし、ご講演頂きました。石川氏は1971年 美濃市に生誕され、倉庫業を経て1998年に家業である石川紙業にご入社、2006年に5代目代表取締役にご就任、『「豊かな日本の心をプレゼント」商品と仕事を通して、お客様の元気、幸せ、笑顔をつくること』を経営理念とされ、本美濃和紙発展の為、日夜ご活躍されています。                                               本美濃和紙は、2009年にユネスコ無形文化遺産に向け動き出しましたが、当時は国指定の重要無形文化財である必要があったそうです。また和紙では島根県の石州和紙が既に重要無形文化財として登録されており、本美濃和紙との違いなどを明確にしなければならい事もあり、ご苦労なされました。文化庁にも何度も相談し、当時の美濃市長を中心に市も全面的に協力して頂いたそうです。そんな中、本美濃紙だけではなく、島根県の石州和紙と埼玉県の細川紙とでグループ化し、和紙として併記し提案出来るよう互いに協力し、登録を実現されたそうです。そして、2014年に念願のユネスコ無形文化遺産登録を果たされました。                                           今の登録基準は、違うようですが一つ一つの力が集まり、官民一体となっての努力が実現へと導かれたのだと感じました。                                                    講演終了後、講師の石川氏を囲んでの懇親の場が設けられました。                (文責:広報委員会 小田洋史)

                                         

 

平成30年 6月理事会・平成30年度 定時総会

平成30年6月13日(水)、大阪商工会議所 会議室にて平成30年6月理事会と平成30年度定時総会が開催されました。理事会では、定時総会に向けて平成29年度の各事業報告と平成30年度の各事業計画(案)について、「日本の節句文化を継承する議員連盟」設立計画(案)、内部広報誌作成事業計画(案)などが協議・審議されました。                              定時総会においては、平成29年度事業報告、平成29年度決算報告(監査報告)、平成30年度事業計画(案)、平成30年度予算(案)などが全会一致で承認され、弊会の新たなスタートとなりました。(文責:広報委員会 小田洋史)

 

 

五月五日 端午の節句(菖蒲の節句)

明日、5月5日は端午の節句です。連休を締めくくる日として、端午の節句を楽しみましょう!古来より端午の節句は、厄除けの大事な日でした。鎌倉時代から武家政治へと移り変わり、武士の間では、尚武(しょうぶ=武の精神)の気風が強く、「菖蒲」と「尚武」をかけて、端午の節句を尚武の節目として盛んに祝うようになりました。
江戸時代に入ると、5月5日に男の子の誕生を祝い、武士の精神的な象徴である鎧・兜や幟旗(のぼりばた)などを飾って、その子の健やかな成長と家の繁栄を祈りました。やがて民間にも広がり、大きな作り物の兜や武者人形、紙の幟旗など飾るようになりました。また、外に飾る飾りとして鯉のぼりがあります。その昔、鯉が登龍門という滝を登りきると龍になって天に昇るという伝説があり、男の子が健康に育ち、出世して立派な人になってほしいという願いを込めて飾られました。
男の子が健やかに、たくましく育ちますように、病気や事故なく幸せな人生を過ごせるようにとの願いが込められた飾りは、周りの人たちの温かな想いが形となったものであり、子供の誕生を心から喜び、祝う日本の伝統行事の一つとなって現在も伝わっています。(文責:広報委員会 小田洋史)

 

若きチカラ結集!「未来への懸け橋」構築事業 関西地区編 開催

平成30年4月26日(木)、全国の節句人形従事青年層による「未来への懸け橋」構築事業関西地区編が「マイドームおおさか」会議室にて開催されました。昨年秋からスタートした本事業も全国5ヶ所目の開催となりました。当日は、業界の大ベテランがオブザーバーとして見守る中での座談会で、少々緊張感のある進行でしたが、関西の若者らしい活発な意見交換がなされました。参加者の発言にもありましたが、ここで出されたアイディアをいかに具現化していくのかが今後の課題です。若者の柔軟な発想力・行動力とベテランの経験値を融合し、日本の節句文化を次代に継承してまいりましょう!
(文責・撮影 専務理事 柴崎 稔)                                        【関西地区参加者】岸本和豊氏《岸本人形・兵庫県》、又吉康晴氏《久宝堂・大阪府》、畑口ツトム氏《芳精堂・大阪府》、田中吉則氏《丸十人形工房・大阪府》、山本智章氏《山本敬二商店・兵庫県》、小出道子氏《松よし人形・大阪府》、増村智章氏《増村人形店・大阪府》、吾郷裕太氏《モリシゲ・大阪府》、又吉康成氏《久宝堂・大阪府》、丹生光宣氏《天明館・大阪府》、中須聖之氏《中須金属工業所・大阪府》他、10名のオブザーバー

 

 

 

一般社団法人 日本の節句文化を継承する会